先日、地域の防災訓練に参加してきました。
この訓練は、家庭・自治会・防災関係機関などが
一斉に行動する総合防災訓練でした。
今年7月の西日本豪雨災害の
被災地はまだまだ完全に復旧しておらず
復旧活動が進められています。
今回の防災訓練は
大雨特別警報が発令されたという想定で実施されました。
訓練では
土嚢作り、避難所のダンボールの間仕切りの設置訓練、
AED訓練、給水タンク、炊き出し体験等でした。
特に、ダンボールの間仕切りは初めて実物を見ることができました。
予想以上に厚みがあり、重さもあり、組み立てるのは
けっこう体力やコツが必要なようです。
慣れるまでは大変そうだな、という印象でした。
もし自分が被災して、心も体もヘトヘトな状態で
この組立作業を行うとなると
かなり難しいように感じました。
こういう時にボランティアの方のご協力があれば
本当に有り難いのだろうなと、改めて思いました。
そして、この間仕切りは
避難所でプライベートな空間を持つことがきで
心の平穏に役立つとても良いものだということも
心から感じました。
そして心肺蘇生、AED体験にて
救命士の方が仰っておられたのは
「まずは安全の確保をしてください」ということでした。
目の前に救助が必要な方がいる時に
しっかり周りを確認して
いかに冷静な判断をできるかどうかが
大切なことなんだと思います。
そのためにも、こういった訓練で少しでも経験しておくことが
重要だと思いました。
最後は炊き出し訓練でした。
これは前日から町内会の婦人会の方々が
炊き出し用のお味噌汁を用意してくださっていたので
参加者で並んで一人一人いただきました。
温かいお味噌汁は、被災した人の心をホッと和ませてくれるものだと思います。
ですが避難が長期化したら、毎日並んで食事をいただくのも
とても大変なことだろうと思いました。
今回の訓練を通して
「もし自分が被災したら・・・」ということを具体的に考える機会となりました。
皆さんもぜひ、こういった防災訓練が近くで開催される際には
一度参加してみてください。
企画管理部